〜恋色〜



テストが始まって、木曜日になった。




「ぁやぁー今日残って勉強せん?」



「ぁッごめーん…今日久々に尾川くんと帰るねん。」



「マァヂで?ぃぃなぁー♪この前のホームランも最高ゃったしさぁ、ぅらゃましぃわぁ(笑)」



「でも、結局打順なんで違ったんゃろな?」



「ぁ…ホンマゃ…」




「尾川さんが立候補してん。」





ぁやとヒィちゃんが話てるトコに、タクヤが入ってきた。




「立候補?」



「ぅん。誰が最後ホームラン打つ?ッてなってー尾川さんが俺が打つッてーぉ前のタメにホームラン打ったゃんかー尾川さんゎ♪」



「フゥーぁつぁつな話ゃん(笑)」




タクヤとヒィちゃんがぁやを冷やかしてきた。




「もぉーはずぃってぇ(笑)ぁ…ぢゃぁー帰ります!」



「はぃよー楽しんでぇ♪」





タクヤとヒィちゃんに見送られ、ぁやゎ下駄箱へと向かった。






途中ガラス張りになってる廊下カラ、駐輪場で帰ろぅとしてる生徒達が何人かぃた。






3年も終わってるッぽぃな…






そぅ思って見てたら、その生徒達の中に尾川くんを見つけた。






ぇ…ぁれ?ぁや下駄箱ッて言ゎなかったっけ?




校門ッて言ったっけ?





そぅ思ぃながら、尾川くんを見てぃた。




















ぇ…














まばたきすらできなかった。
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