†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「はい。北海道に連れて行きます。こちらでは、色々ありすぎましたからね。」


 利久は、お手伝いさんに優しく話した。


「どうか…叶音ちゃんを倖せにしてあげて下さい。」


「はい…必ず。」


 利久は、言って頷いた。


「そうだ。叶音の荷物をまとめておいて下さい。」


「解りました。」


「じゃあ。」


 利久は、頭を下げて帰って行った。



「叶音さん…全ては、あなたのお母さんの事件から始まっているんです。」


「………?」



 愛しては、イケないの?


  
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