†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「おはようございます、神父様。」


 叶音は、二人分の食事を用意して神父が起きてくるのを待っていた。


「おはようございます、叶音さん。」


 神父は、笑顔で言って食卓に着いた。


「毎朝ありがとうございます。」


 神父は、叶音に微笑んだ。


「いいえ。」


「今日は、少し出かけて来ますから…留守をお願いします。」


 叶音は、にっこり笑って頷いた。

 神父と暮らして1ヶ月が過ぎようやく生活感が二人には、出て来ていた。



「叶音さん、じゃあ…行って来ます。」


  
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