†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「見てないよ。」


「誰だって?」


 有力な情報は、なかった。吹雪は、強くなる一方…。煌は、近くの機会に身を寄せる事にした。


 ギィー


「すみませ―ん、吹雪が凄いので休ませて下さい。」


 煌は、扉を閉めて荷物を置く。


「それは、それは…。大変でしたね。狭い機会ですけど…休んで行って下さい。」


 叶音は、言って顔を上げた。


「ありがとうございま……」


 煌も顔を上げた。



 明日もあなたをスキになる
  この想いは枯れない
 華よりも強いから

  もう一度触れてキスして
 いつまでもずっと
  あなただけ想ってる


 あなたのことだけを…



 やっぱりあなたに恋してます。


  
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