†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「叶音っ、おい!叶音っ!!」


 ぐったりしている叶音に煌は、声をかける。


「どうしたの?」


「先生!叶音が階段から落ちたみたいなんです!」


 煌は、通りかかった保健医に声をかけた。


「直ぐに保健室へ。」


「はい!」


 煌は、叶音を抱き上げて保健室に連れて行くとベッドに寝かせた。


「先生、お願いします。」


「あっ、相模くん!」


 保健医は、出て行く煌を呼び止めたが無駄だった。



「留美っ!!なんて事したんだっ!!」


 屋上に居た留美に煌は、殴り掛かるいきおいで声をかけた。



 二人の本当の終わりだった。


  
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