容姿端麗6人組
「私だったら、確認するまで信じないけどな。」
私が言った言葉に、舞たちがビックリしてる。
何で??
「どうかした?」
「つかさ、凄い!!てか、その発言はカッコいいよ♪」
「え?そう?」
「だって、皆でビックリしちゃったもん!」
そんなビックリする事だったんだ。
てか、普通じゃない?
だって、見ただけじゃ分かんないし…
勘違いって事もあるだろうし…
「なあ、舞?」
「ん?」
智樹がいきなり舞に言う。
「ぶっちゃけ、その先輩って誰?俺ら知ってる??」
あ、その話。
皆、会った事あるのかな?
「多分、あると思うよ?海に行った時。」
「海?って、先輩いたっけ?」
「ちょっとだけ、いた。」
「マジ??」
智樹は頭を下げて、何かを考え始めた。
多分、海の日の事だろう。