容姿端麗6人組
「ああ~…、アタシは何してんのよ。今の絶対傷ついたよね。どうしよう…、励ましにきたのに、傷つけた。馬鹿だ、馬鹿だ。舞の馬鹿っ!」
つかさの家の前。
座り込んで、反省してる。
「今から謝りにいく勇気なんてないし。本当に最低…、アタシ。気を使ってた…、とか。アタシが好きで、使ってたようなもんなんだし。」
どうしよう…、
何て謝ろう。
あんなに思ってもいない事、言うと思わなかった。
あれが本心??
かも、しれない…。
本当はそう思ってたかもしれない。
でも…、
あんなんで、つかさとの仲が悪くなるなんて嫌だ。
そう心の中で思っていると……
「あの…、すみません。」
後ろから声がする。
振り返ってみると、女の子。
「私?」
「はい。えっと、お尋ねしてもいいですか?」
「ああ、どうぞ。」
座り込んでたから、立ち上がってその子の話を聞く。
「どうしたの?」
「あの、道に迷ってしまって…。ここに行きたいんですけど。」
一枚の紙を渡されて、そこには地図が書いてあった。