容姿端麗6人組


「暇なんだろ、ここに居んの。」

「えーと……、うん。そうなの、暇なの。」


そうだよ。

暇だから、って言えば何にも変じゃないじゃん。


智樹くん、ナイスっ!


「そっか、暇なら仕方ねえ。居てやろうっ!」

「ホントに?やったぁー♪」

「そんなに嬉しいんだ。フッ、俺の事そんなに好き?」


「え…////////」


す、好きだなんて。


もしかして

一緒に居てほしい感じ、そんなに出てました?

誤魔化しきれてなかったんだ……、最悪。


「そんなに顔、赤くしなくても…。冗談だよ、冗談。焦んなくても大丈夫♪」

「じょ、冗談。」


良かった~、冗談か。

ホッとしたよ。


「何か話すか?」

「うん。」


智樹くんと話せる。

やったね♪


あ、そういえば…

聞きたい事があったんだよね……。


「あのさ、智樹くん。聞いてもいい?」

「ん?」


……ふぅ~


「智樹くん、好きな人いる?」

「は?いきなり!?」

「ほら、答えてっ!」


智樹くんは凄く焦ってるっぽい。

まあ、そりゃそうか。

いきなりだしね?


でも、気になるんだ。

智樹くんに好きな人がいるのか。








多分、
好きだからだと思う。



智樹くんが、、、













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