容姿端麗6人組


――ピーンポーンッッ♪


チャイムを鳴らしたのはいいけど、誰もでない雰囲気じゃない?

これって……


――ガチャッ


諦めかけてたその時、ドアが開いた。


「れい、、………」

「と、智っ!!」


真っ赤な顔をして、壁に手をついている智の姿。

凄くダルそう……


「ねえ、大丈夫っ?熱は?」


智に駆け寄って、顔を覗き込む。


「なんで、来たんだよッッ…////うつる、ぞ………熱…/////」

「いいんだよ、そんな事。それより今日、誰もいないんでしょ?私が看病してあげるから、部屋戻ろ?」

「いい……、か、えれ………//////」


――バタッ


え?

私の前で、智が倒れた。


「どどどど、どうしよ…。な、何したらいい?智っ、智っ」


て、言っても。

答えてくれないよね……


辛そう。
どうしたら良いんだろ。


まずは、部屋に運んだ方がいいよね。


「智、部屋まで歩ける?」

「ああ……/////」


熱のせいか、やけに素直。


























「大丈夫?熱、計ろっか。」


体温計を探して、智に渡す。

ダルそうに脇にいれること、一分後。


――ピピピッッ、ピピピッッ


「………見て…//////」

「分かった。」


氷枕と冷たい濡れタオルを用意して、智から体温計を受け取った。












< 424 / 447 >

この作品をシェア

pagetop