容姿端麗6人組
――ピーンポーンッッ♪
チャイムを鳴らしたのはいいけど、誰もでない雰囲気じゃない?
これって……
――ガチャッ
諦めかけてたその時、ドアが開いた。
「れい、、………」
「と、智っ!!」
真っ赤な顔をして、壁に手をついている智の姿。
凄くダルそう……
「ねえ、大丈夫っ?熱は?」
智に駆け寄って、顔を覗き込む。
「なんで、来たんだよッッ…////うつる、ぞ………熱…/////」
「いいんだよ、そんな事。それより今日、誰もいないんでしょ?私が看病してあげるから、部屋戻ろ?」
「いい……、か、えれ………//////」
――バタッ
え?
私の前で、智が倒れた。
「どどどど、どうしよ…。な、何したらいい?智っ、智っ」
て、言っても。
答えてくれないよね……
辛そう。
どうしたら良いんだろ。
まずは、部屋に運んだ方がいいよね。
「智、部屋まで歩ける?」
「ああ……/////」
熱のせいか、やけに素直。
「大丈夫?熱、計ろっか。」
体温計を探して、智に渡す。
ダルそうに脇にいれること、一分後。
――ピピピッッ、ピピピッッ
「………見て…//////」
「分かった。」
氷枕と冷たい濡れタオルを用意して、智から体温計を受け取った。