心の底から…
琉羽SAID

あの後入学式が終わって各教室に移動した


「あのう…」

いきなり前の席の子が話かけてきた…
ってかかわいいなこの子…

「なに?」


「えっと…私菊丸 怜奈(きくまる れいな)仲良くしてください!」


菊丸…ああ確か母親が有名デザイナーの…

「もちろん 跡部 琉羽ですよろしくね?」

「ありがとう!」


まあ、なりゆきで友達にはなったけど別にそこまで仲良くなるつもりなんかないし…
友達になっておいて損ではないからいっか


「おーい、席につけー」

担任だろうと思われる人が教室に入ってきた

あれ?あの人どこかで…

「お前らの担任になる鳳 稜(おおとり りょう)だよろしく このクラスは家柄、学力などの成績によってクラス編成されている…そしてこのクラスは”S”だ…このクラスにふさわしい成績とれよーあとは自由だから…あと跡部代表挨拶おつかれあとで用があるから職員室にきてくれ…」

「…はい」
< 11 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop