なきむし ころちゃん
ドロップキック
「オワッタ~!」
チャイムがなると
みんな一斉に笑顔になった。
男子が浮かれて変な声をあげるから
アタシも思わずフイてしまった。
高校最初の試験が終わったのだ。
受験が終わってやっと
希望の高校に入れたのに
またすぐ試験なんて、
本当やんなる、、
「ねぇミオ、今日グロス選ぶの
つきあってくんない?」
前の席のエンマミ(エンドーマミコ)が
振り返ってアタシの顔をのぞきこんだ。
アタシはサッと左眉を手で押さえて
ニヤつくエンマミを思いっきりニラんでやった。
「別にいいケド、
アタシの顔(特に眉毛)は
見ないって約束してくれたらね」
「なんで?似合ってるよ
左右対象じゃないところなんて
本当サイコ―だし」
エンマミがアタシを
いい子いい子して
なだめる。
けど、目が笑ってる~っ
「本当イジワル」
アタシはムクれっツラで
悪態をついた。
チャイムがなると
みんな一斉に笑顔になった。
男子が浮かれて変な声をあげるから
アタシも思わずフイてしまった。
高校最初の試験が終わったのだ。
受験が終わってやっと
希望の高校に入れたのに
またすぐ試験なんて、
本当やんなる、、
「ねぇミオ、今日グロス選ぶの
つきあってくんない?」
前の席のエンマミ(エンドーマミコ)が
振り返ってアタシの顔をのぞきこんだ。
アタシはサッと左眉を手で押さえて
ニヤつくエンマミを思いっきりニラんでやった。
「別にいいケド、
アタシの顔(特に眉毛)は
見ないって約束してくれたらね」
「なんで?似合ってるよ
左右対象じゃないところなんて
本当サイコ―だし」
エンマミがアタシを
いい子いい子して
なだめる。
けど、目が笑ってる~っ
「本当イジワル」
アタシはムクれっツラで
悪態をついた。