最強姫と炎の王子
着替え終わったシルフィーが向かったのは能力者協会のトップ、長の部屋。


部屋をノックして入室するとそこには長がいた。


現能力者協会の長である、フルノースで年は30歳。


見た目的に女に目がないところがたまに傷だ。


しかし、何年も一途に愛する者がいる。


親が許していないために大人しく?しているのだ。


「まぁ、こちらに来て座ってくれ。」


10名ほどが簡単に座れそうな大きいテーブルに二人が並んで座った。


「この前の報告書はどんな感じだ?」


「中に数名さぼっている者もいるらしく集まりが悪いですね。

でも、今日はその用件では無いでしょう。」


「よく分かったな。まぁ、もうちょっと待ってくれるか?」


待つと言うことで紅茶と茶菓子が目の前に置かれた。


そこには先ほどまではいなかった女性がいた。


「ありがとう、レイ。人の部屋なのに。」


「一言多くないかい?」



レイはシルフィーの守護者という存在。


守護者は人ではない。


能力者によって姿や力の強さなど変わってくる。


『シルフィー様の為ですから気になさらずに。』



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