イツワリ☆カップル

するとちょうどチャイムが鳴った




「瞬君のせいで全然食べれなかったじゃん!」



「さぁちゃんが怒ってるからでしょ?」



「しゅ―――」



「ありがとな!!美味しかった」




瞬君は紗奈の言葉を遮って言った




「…素直じゃないな」



「えっ?」




波人がなぜそのようなことを言ったのか分からなかった




「波人~戻るぞ~」



「おぅ。じゃあな」



「…ぅん」




今日はもう会うことはないだろう…また波人との1日が終わった




「萌乃…大丈夫?」



「うん。なんかもう終わったんだなって…」



「萌乃…」



紗奈はあたしに近づいて頭を撫でてくれた


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