貴様!何様?会長様!?
コイツら、揃いも揃って猫の味方ばっかしやがって。
悪かったな、女泣かしで。
「華奈ちゃん、だいぶ傷ついてんじゃねーの?」
「そーいえば、必死に無理して笑顔作ってたな~」
人差し指をあごにあてながら視線を上に向け、思い出すように言うナギ。
「あ~、そりゃ今頃どこかで大泣きだろな」
「そこへ優しい男がそっと慰める」
「そして2人は…」
「恋に落ちる」
………。
いつもケンカばかりの克也とナギが、何故か意気投合している。
「んじゃ、俺探してくる!」
――――“グイッ”
「んわっ?!」
生徒会室から飛び出そうとする、咲の首根っこを掴んだ。