*♥先生の彼女♥*【完】
その後、あたしはベッドに体を埋める。
そして自分がした過ちに後悔をする。
もしまだ澤本先生と付き合っていたのなら今頃先生に頼れたのに。
でも、もうそれができないから
あたし自身でこのお腹の子をどうにかしなきゃいけないんだよね。
まずは産むかおろすか。
産んでも父親がいないこの子を一人で育てていく自信が無い。
だからといってせっかく実った先生との子どもを簡単におろしたくない。
何も無かったように過去を消したくない。
あたしに下された苦渋の選択。