*♥先生の彼女♥*【完】

そして、あたしは夕飯を食べ終わるとすぐに席を立とうとした。


するとそれまで黙っていたお母さんが口を開いた。


「優姫、話があるの」


お母さんの表情はだんだん曇り始める。


『・・・うん』


あたしは、椅子に深く座りなおす。


「お腹の赤ちゃんの事なんだけど・・・」


やっぱり。


『またその話?』



「優姫、あなた本当に産む気なの?」


あたしはコクッと1回頷いた。


「それなりの覚悟はあるの?」


『・・・あるよ』


「優姫、もっとちゃんと考えてちょうだい?お母さん、おなたの将来が心配だから言うのよ?分かってるの??ちゃんと考えたの?赤ちゃんなんてもっと大きくなったらでいいじゃない!!」



『お母さんはあたしの事何も知らないからそんなことが簡単に言えるんだよ』








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