*♥先生の彼女♥*【完】


「澤本、今日出張だったよ?」



『・・・え??』



あたしが気になっていた事、何で舞飛はすぐ気付いたんだろう・・・??



あたしはまだ舞飛に澤本先生と付き合っていた事も、好きだったことすら話していないのに。


顔に出ていたのかな?


それとも、舞飛の勘??


「あ、俺まだ言ってなかったじゃん?今日の数学、澤本じゃなかった理由」


舞飛はニコっと笑う。





これは本当に何も知らない笑顔なの?


それとも知ってての作り笑顔なの??


でも言ってないんだから知らないの当然じゃん。



何変な事考えてるのあたし!!


だけど、なぜかこの時、すごく嫌な予感がした。









< 322 / 399 >

この作品をシェア

pagetop