エゴイズム☆キララ

ビックリして目を開けたままでいると、唇から離れた石川誠二と視線が絡まり合った



「好きです」



息が掛かる程の距離で囁かれ、もう１度唇と唇が触れた




触れたかと思うと、角度を変え何度も何度も啄むようなキスをくれた


何も考える事が出来ず、応える事も出来ずに



………ただ目を暝っていた





「只僕の気持ちを知っていて欲しかったんです」



唇が離れ目を開けると彼と目が合い、頬が熱くなるのが分かった



「今すぐ美亜さんに答えを求めたりはしないので安心して下さい」



そう言うとニコリと微笑んだ


美亜は頷く事しか出来ず、コクリと首を縦に振った