エゴイズム☆キララ
駐車場へ行き電話をくれた主、要の車を見つけ助手席に乗り込んだ
「要ちゃん、迎えに来てくれたの?」
瑠璃が帰る頃、要はオフィスに居なかったような気がする
「兄貴に呼ばれた序でだ」
面倒臭そうに言うけど、あたしは知ってる
要ちゃんが優しい事
「ありがと」
チラリと要を見ると「ああ」と素っ気ない返事しか返って来なかった
やっぱり会話は続かない
「ねえ、阿部さんって最近何かあったのかな?」
「阿部?」
「うん」
「阿部がどうかしたのか?」
先程オフィスで見下ろされた時と帰り間際の阿部の顔がチラついた
「………何もないならいいや」
最近、阿部さんがよく分からない
全て知っている程、親しい訳ではない
皆で飲みに行ったり、営企の人や綾子達と一緒にお昼を取ったりする位の仲である
その程度の仲だったのだが………
「要ちゃん、迎えに来てくれたの?」
瑠璃が帰る頃、要はオフィスに居なかったような気がする
「兄貴に呼ばれた序でだ」
面倒臭そうに言うけど、あたしは知ってる
要ちゃんが優しい事
「ありがと」
チラリと要を見ると「ああ」と素っ気ない返事しか返って来なかった
やっぱり会話は続かない
「ねえ、阿部さんって最近何かあったのかな?」
「阿部?」
「うん」
「阿部がどうかしたのか?」
先程オフィスで見下ろされた時と帰り間際の阿部の顔がチラついた
「………何もないならいいや」
最近、阿部さんがよく分からない
全て知っている程、親しい訳ではない
皆で飲みに行ったり、営企の人や綾子達と一緒にお昼を取ったりする位の仲である
その程度の仲だったのだが………