晴れのち恋
「二人ともお幸せに」



そう言ってみんなと別れた。







「楽しかったな?」




翔は手を自然と繋いでくれた。





「うん!」



「涼香の友達は本当にいいやつばっかだしな」



「でしょ?みんなに協力してもらったし」



「なんの?」



「恋!」



ちょっと照れながら言った。





「じゃあ、恋のキューピッド達だな!」



「みんながいなきゃ私たち今頃どうなってたかな?」




少し考えながら翔は言った。





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