軌跡
「今日、練習中にヒロポンさんが来たんだ」
優は何も言わない。次の言葉を待っているのだろう。
「今度、インディーズレーベルを立ち上げるんだって。その第一弾デビューの候補に、……おれたちが指名されたんだ」
一瞬の沈黙が流れた。
「そっか、よかったじゃない。それで祝杯をあげてたんだね。もっと嬉しそうな顔してよ」
「まだデビューが決まった訳じゃないんだ。他にも候補がいてその中から選考されるんだ」
「大丈夫だよ睦也たちなら。自信持ちなよ。だからもっと嬉しそうな顔……」
……するなよ。
「えっ?」
優は何も言わない。次の言葉を待っているのだろう。
「今度、インディーズレーベルを立ち上げるんだって。その第一弾デビューの候補に、……おれたちが指名されたんだ」
一瞬の沈黙が流れた。
「そっか、よかったじゃない。それで祝杯をあげてたんだね。もっと嬉しそうな顔してよ」
「まだデビューが決まった訳じゃないんだ。他にも候補がいてその中から選考されるんだ」
「大丈夫だよ睦也たちなら。自信持ちなよ。だからもっと嬉しそうな顔……」
……するなよ。
「えっ?」