空の彼方へ〜絆〜
「それ本気で言ってるの?!」


「本気」


「なんで?!」


「それは…」


アミストは部屋の向こうに置いてある写真を見た。


アミストの部屋に置いていたのと同じ写真。


「お前もかぁ…私もそうだよ、この写真…部屋に置いてる」


「ん?」


「私もチェールのことが好きだよ」


「…ありがと」


アミストは自分のほっぺたを触ってみた…。


熱かった。


私…チェールのこと好きだったんだなぁ。

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