君を壊してしまう前に(短編)
次の日ーー。
僕は桜舞子に会いに彼女の教室に訪れていた。
女の子達は僕を見て、きゃあきゃあ騒ぎだす。
…うるせぇな。
「副会長さん!?」
イライラしている僕に桜舞子が現れた。
思わず頬が緩んだ。
「桜さん。今大丈夫?ちょっと理事長が呼んでたから、呼びに来たんだ」
もちろん"嘘"だけど。
「わざわざありがとうございますっ」
「いえいえ。じゃあ行こうか」
「はい!」
ご機嫌な僕は、桜舞子を羨ましがるような視線達に微笑むというサービスをして、彼女と歩き出した。
「キャー!!」
「なっなんか凄いですね」
後ろからの黄色い悲鳴に戸惑う彼女に僕は不敵に微笑んでみせる。
「僕、モテるから」
「…っか、かっこいいですもんねっ」
顔を赤くしてそういう彼女を純粋に可愛いと思った。
「ありがとう」
あ、ヤバい。
イジメたくなってきた。
僕は桜舞子に会いに彼女の教室に訪れていた。
女の子達は僕を見て、きゃあきゃあ騒ぎだす。
…うるせぇな。
「副会長さん!?」
イライラしている僕に桜舞子が現れた。
思わず頬が緩んだ。
「桜さん。今大丈夫?ちょっと理事長が呼んでたから、呼びに来たんだ」
もちろん"嘘"だけど。
「わざわざありがとうございますっ」
「いえいえ。じゃあ行こうか」
「はい!」
ご機嫌な僕は、桜舞子を羨ましがるような視線達に微笑むというサービスをして、彼女と歩き出した。
「キャー!!」
「なっなんか凄いですね」
後ろからの黄色い悲鳴に戸惑う彼女に僕は不敵に微笑んでみせる。
「僕、モテるから」
「…っか、かっこいいですもんねっ」
顔を赤くしてそういう彼女を純粋に可愛いと思った。
「ありがとう」
あ、ヤバい。
イジメたくなってきた。
