君との関係は旦那様!?【許婚新婚編】
「作れって……本当にどうしたの?食べれないんじゃないの?」
「笑顔でおいしいって言って食べてやる」
聖は得意気に腕組をしてあたしを見下ろす。
あたしもマジマジと聖の瞳を見つめ返す。
「できるの?」
「俺は何でもやればできる男なんだよ」
「……だから?」
「俺よりいい男なんていないんだから、他の男によそ見なんてするな。
俺だけの明でいろ」
そんなこと、聖に言われなくてもわかってる。