凸凹恋愛物語



「ね~、行こ!
由利亜絶対モテるから」



この子は美和ちゃん。



合コンとやらの言い出しっぺ。




「でも、モテられたら困る(笑)
ま、とりあえず行きましょ」



そして、こっちは奈々ちゃん。




2人とも大学で出会った友達。



今までに出会ったことのないタイプの子達。



なんせ皆【男】とか【合コン】とか言う人はいなかったからね(笑)



みんなふわふわ系のお嬢様で、男の子になんか興味なかったし。



私もその1人だったんだと思うけどね。




「行こ!」



「でも、私同年代の男の子なんかしゃべったこととかないし…」



「マジでっ!?」



美和ちゃんがすごく驚いてる。



「ずっと女子校って言ってたしね」



「美和、酷い時じゃ3人と付き合ってたから(笑)」



…美和ちゃん、スゴすぎます(汗)




「でも、そーゆー男経験なんて関係ないしさ、行こ!?」



私は美和ちゃんと奈々ちゃんの熱い思いにより、しぶしぶ行くことにした。←



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