優しいアイツ
有「んじゃ外で待ってるから!!」

えぇー!!だめだめ!

スパイ「えっ!?あたしここにいちゃいけない感じでスカ!?」

と悠樹にきいている…

私「いや!『いていいよ!』

悠樹の許可も得て なんとか二人きりにならずに済んだ。

悠樹「えっと、」

私「分かった!分かったから!」

えっと←声のトーンで振られる決定!

ぶるぶるする足を引きずりながら外に出る。

でも有に

「話はちゃんと聞かないと!」と言われ 悠樹のとこに戻った。

私「やばいー!足ががたがたする!!緊張ハンパない!!」

悠樹「俺もだし(笑)だから座ってんじゃん!」

悠樹は傘立ての上に座って ぶるぶる(笑)

私はそのまま立って話を聞いた。

悠樹「えっと、明澄(アズミ:悠樹の姉)達が付き合ってたじゃん? だからきょうだい揃って付き合うとかは 避けたいんだけど… あッ!でも友達としては嫌いじゃない」

ほらやっぱり。兄の事…出てきた!

ちゃんと私も考えてたよ!!

私「私も思った! んぢゃ」

手を振り有のとこへ…

有「なんか一言、言ってきなょ!」

…は…はい!

私「ごめんねー!」

悠樹「えッ!?謝れる意味が分からない!(笑)」

私「ごめんねー!(笑) んじゃばいばい~」

悠樹「よくわかんないけど こっちこそごめん!」




そんなかんじで私の初の告白は終わった。




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