君を想うと~triangle love~

「わ…わかりました。
連絡先…メールします…。」




く、悔し~い!!!!!




だけど背に腹は変えられない。





「お利口さん。
そうしといた方が高宮にリスクは少ないよね。」




クスクスと満足げに笑う桐谷慎。

そんなアイツがますますムカつく。





ま…。
私もバカじゃない。
桐谷慎を出し抜く考えだってあるのだ。




とりあえず今だけメアド送って。
1週間後とかにケータイ新しくして番号もメアドも変えちゃえばいいのよ!!!!




ふっふーん。
ざまあみろ~♪

正義は勝つのよ!!!!!!!






グッと右手を握ってガッツポーズを作ったとき。



「あ、1コ言い忘れたけど。」



桐谷慎は思い出したかのように話を切り出す。







「ケータイ変えてバックレようなんて姑息な手段使った日には遠慮なく藤堂にバラすからな。」






あ…悪魔め……。





私は大人しく“はい”と返事をするほかなかった…。
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