神よ、我らとともに
「……お前っ、まさかアイスバーグの手の者か」
「ふっ、巷の下等な人種にはそう呼ばれ『親しまれている』らしいな」
皮肉混じりでそう呟いた男は
剣を鞘に収める
クロードはその一連の動作を
睨むように見上げていた
頬の掠り傷から鮮血が一筋、二筋とゆっくり流れ出す
「ここから立ち去れ。戦闘は終わった……今日のところはな」
「言われなくても去るとこだったよ………だがそれを」
クロードは素早く立ち上がって地を蹴った
剣を抜いた瞬間
アイスバーグに関わりのあるらしいその男はとっさに仰け反る
「俺が去ろうとするところに、そっちが襲い掛かって来たんだろーがっ!!」