年上王子のお隣さん☆
あたしは、そんな敦に
黙ってついていく。
駅に入って
改札を通って
そのままのムードで
電車に乗る。
「……ふぁ…」
眠くてあくびが出る。
帰宅ラッシュの電車は
思ってた以上に人が多く
ちょっと息苦しい。
「大丈夫かよ?
……ほら…」
あたしをドアに追いやり
前に立って、ガードしてくれた。
やっぱり、おかしいなぁ…
優しくて、気持ち悪い(笑)
「ありがとう…」
「別に」
また沈黙が続く。
……啓くんじゃない人と
こんなに近づいてるのは
久し振り。
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