年上王子のお隣さん☆



ゆっくり唇を解放させる。


華は、おとなしくなって

ぽーっとしていた。





「……じゃ、おやすみ。」


「…うん……」




寂しそうな顔をするお子ちゃまに



ちょっとだけ…





「明日もおいで?

待ってるから」



「……え…」


「じゃぁ、また明日。

いい夢見てね?」





チラッと華の首筋を見ると


さっきのキスマークが

くっきりとついていた。



……華にバレたら

怒られるな(笑)



なんて。




戸惑ってる華を目に焼き付けて


ドアを開けて

隣の家へ向かった。




……おやすみ、華…




.
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