年上王子のお隣さん☆


「っ……」






華の声に

仕草に

顔に

体に

唇に

瞳に



華の全てに、高鳴る心臓。




「……華…」


「…啓、くん…」




目を潤ませる華を見て

ふと、思う。




本当にいいのか?

このまま、俺のものにしてしまっても…



高校生だって、まだお子ちゃま。


そんな華を

俺が奪っていいのか…??





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