先生
「あら、裕(ヒロシ)
来てたんだぁ。」


お母さんの浴衣姿に全員言葉を失った。

凄く凄く綺麗。


お母さんと先生と
西原さんが並ぶと、迫力が有る。


そんな中に子供っぽい私…。


入れないよぉ。


「理恵、そろそろ行こっか?」


「うん。」


「それでは…また寄らせていただきます。
西原さん、飲み誘って下さいね。」


「誘います。
朝までコースしましょうね。
宿は、此処に有りますから。」


西原さんがお母さんの肩を抱いた。


「お母さん行ってきます。」


「「行ってらっしゃい」」


二人に送り出してもらった。


< 452 / 634 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop