先生



プロポーズ…?



「昼休み終わってしまうぞ?」


先生は、何事も無かったかの様に微笑みかける。


「先生…ホントなの?
卒業したら…プロポーズって…。」


キョトンとした私を見て吹き出す先生。


「だから早く卒業して下さい。」



私の頭をクシャッとして、屋上を後にした。



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