俺様男と契約結婚?!
婚約者!?
部屋に残された私は黒沢を
睨んでいた。
私の視線に気づいたのか
秘書が口を開いた。
「優稀様、
とりあえずその契約書に
サインしていただけますか?」
睨んでいる私のことは
無視ですか!?
この秘書マジムカつく!
「契約書?
私がそんなものにサインすると
思ってんの?」
「ですがサインしていただかなければ
優稀様は婚約者として認められません」
「認められなくて結構です!」