俺様男と契約結婚?!


藤堂さんの声に聞き入っていると藤堂さんが入ってきた。


「おはようございます。優稀様」


「おはようございます」

藤堂さんの笑顔に釣られて私も笑顔になる。


「優稀様は今日から藤華学園に通っていただきます。こちらが制服でございます」



藤堂さんの手には鮮やかな赤と黒のチェックのスカートとリボン、淡い紺色のブレザーがあった。



ん?学校?

なんで急に・・・



「なんで突然学校なんですか?」


「突然ではありませんよ。
昨日彼方様が優稀様にお伝えしたはずでございます」

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