俺様男と契約結婚?!



私があれこれ考えてる内に学校に着いていた。


「優稀様。着きましたよ」


川上さんがドアを開けて私は車を降りた。

すると突然…


「ゆっきちゃーーーん。おはようございます」


奈美ちゃんが元気のよい声と共に私に抱きついてきた。


川上さんはその様子をニコニコ笑って失礼しますと言って帰って行った。


「おはよう、奈美ちゃん」


「やっぱり今日も優稀ちゃんは可愛いですわ」


いやいやそう言いながら笑ってる奈美ちゃんの方が可愛いから…


「奈美ちゃん、とりあえず普通に話さない?」


周りを見るとたくさんの生徒がこっちを見ていた。


「あらっやだ。私ったらついつい取り乱してしまって」


そう言って奈美ちゃんは私から離れた。



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