俺様男と契約結婚?!
「黙りませんわ。優稀ちゃんを解放するべきですわ」
かっ解放って・・・
奈美ちゃんそこまで言わなくても・・・
別にとらわれているつもりありませんから
「俺にも事情ってもんがあるんだ。だから黙ってろ」
「彼方の勝手な事情に優稀ちゃんを巻き込まないでくださる!」
そう言って奈美ちゃんは私の手を引いて教室へとはいって行った。
「なっ奈美ちゃん、何もあそこまでいわなくても…」
私は奈美ちゃんを落ち着かせようとした。
「優稀ちゃんはこれでいいんですの!?
彼方に振り回されて人生終わってしまいますのよ」
あっ彼方2年契約のこと言ってないんだ
「あっあのね奈美ちゃん………」
それから私は今まで起きたことを奈美ちゃんにすべて話した。