俺様男と契約結婚?!


しょうがない従うか…


「わかったわ。彼方」


私が彼方の名前を呼ぶと彼方は突然顔をそらした。


「え?なんでそらすの?」


「いや…なんでもない」


「じゃあこっち向いてよ彼方」


そう言って私が彼方の顔を掴んでこっちを向かせた。


「どっどうしたの!?もしかして熱?」


私が彼方の顔を覗き込むと彼方は顔を真っ赤にさせていた。


「熱なんかない。そのちょっと…」


「ちょっと…何?」


私が首をかしげながら聞くと彼方の顔はさらに赤くなった。


「なっなんでもない!じゃあ外で待ってるからな」


そう言って彼方は部屋から出て行った。


「え?っちょッ…彼方?」


彼方のやつ…

人が心配してるのに何?あの態度!?

まったくあの自己中さなんとかならないのかな?










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