ONE LOVE
ってそうじゃなくて!!
「あの!!」
「何?」
「だっ、大丈夫ですか!?」
「は?」
あまりのカッコ良さに、緊張してしまう。
「物音がして…、ガッシャーンって聞こえたんでビックリして……」
説明するのに顔が上げられない。
「誰か倒れたんじゃないかって……」
「それでのこのこ上がって来たってわけ?」
「へっ?」
思わぬ事を言われ、その人の顔を見ると、
ただならぬオーラ。
あきらかに、「はぁ?何言ってんの?」って顔をしてる。
「心配してくれんのはいいけど、知らねぇ奴の家に勝手に上がってんじゃねーよ。危ない奴でも居たらどうするわけ?」
「あっ、あの…」
「分かったら帰れよ」
ただ唖然とするしかない。
ここまで言う!?
「分かりました」
いくら私でも、頭にきた。
「……最低、この毒舌男!!」
私は言い切って、おもいっきりドアに向かって走った。