「ん~。中庭だって。」


「了解。じゃあ、校門で待ってるね
校門なら中庭も見えるから、なんかあったら叫ぶんだよ?」


「わかった。」


「言いたいこと全部言っておいで。」


さっきと打って変わって
やわらかい笑顔で話す羅南は、
本当にお姉ちゃんみたい。


「うん。ホントにありがとう。」


「いえいえ!!いってらっしゃい。」


その言葉に頷き、羅南に背を向け
中庭へと歩き出した。


< 16 / 94 >

この作品をシェア

pagetop