爆走★love boy
確かに、私は雅紀君に泣かされてたけど……。



「で、でも、ナナミは泣かされてないよ?」



ドキドキしている心臓を隠すように、私は食べかけのパンに視線を落とした。



「でも、いつか近いうちに泣かされる」



「どうしてそんなことがわかるの?」



そう聞くと、樹先輩はあいまいに微笑み、「男の感?」と言ったのだった。
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