ラブハンターに狙われて。

そう…全て上手くいってきた…。

女を好きにならないと決めてから

女で悩む事なんて一度もなかった。


アイツに…相川奈津に出会うまでは…。

白く澄んだ透明の肌に、潤んだ瞳に長い睫。そして…ぷっくりと艶やかな唇…。

そして、どこか男と距離を置いている彼女が醸し出す独特な雰囲気に。


アイツを初めて見た瞬間。


俺の中で封印してきた想いが溢れてきた。


固く閉めたはずの扉の中で、動き始めた感情を無視することができなくなっていたんだ。



「まさか…この俺が…?ありえない…そんなことが…」


とっくの昔に、恋心なんて捨てた俺が…会ったばかりの女にか…?



そう…俺は、アイツに…。


相川奈津に一瞬で、心を持っていかれたんだ…。



< 55 / 146 >

この作品をシェア

pagetop