空の大切なもの
俺は二人にガーベラハウスで暮らすことになったことを話した。
「「ソラ……」」
「何?」
二人が一瞬真剣な目をして俺を見た。
「ヒナちゃんと亜沙子さんってどんな感じ?」
「最初に質問する所そこかよ!?」
何を聞くのかと思ったら……
カズは目をキラキラさせて身を乗り出し、シンは読んでいた本をパタンと閉じて俺の返答を待っている。
「う~ん。ヒナはなんかふわっとしてて、女の子って感じの子で、亜沙子さんは綺麗な人だよ」
「うわ~何それいいなぁ、ソラ」
「いいなぁって……」
「ソラ、小学生に手出すなよ」
「出さないよ!」
もう!
みんなそればっかり。
二人はまた俺をからかって、笑っている。