脱力くんの話によると

あーもういいや。
そういう曖昧さも
覚悟してたんだから。

私はゴンドラの壁に寄り掛かった。

地上が低くなってきてる。
もう・・・終わりか。

すると突然、
彼が立ち上がった。

「立つの早くない?」

彼は先ほどの
かがんだ態勢になり
そっと私の唇に
唇を重ねた。

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