あなたに会えた喜び



気がついたら家の前に立っていた。



鍵を開け、家に入る。



あたし一人しかいない家。



ずっとそうやってきた。



ずっと…。






お母さんも辛かったのかな?



一人であたしを育てることに疲れたのかな?



もう、やだくなったのかな?










あたしは買ってきたおかずをテーブルの上にのせて、自分の部屋に戻った。




声を出して泣いた。



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