あなたに会えた喜び
ルルルルルルル
ルルルルルルル
ルルルルルルル
家の電話が鳴る…
あたしはこんな電話の音にさえ怖くなっていた。
いつ優介君から電話がくるか…
お母さんが階段をあがってくる。
「礼っ!!」
“ビクッ”
「美央ちゃんから電話よ!!」
あたしはホッと胸を撫で下ろした。
お母さんから電話をもらい、でる。
「も…もしもし…?」
「礼ーっ?何で携帯に電話しても出ないの?」
久しぶりに聞く、親友の声だった。
「ごめんね…?」
「………」
「美央…?」
「礼…。本当は優介君と何かあったんじゃない…?」
“ドクっ”
心臓が大きく跳ねた。
「なっ……何にもないよ……?」
美央は昔から勘が鋭かったから、何日かあたしの声聞いてないだけで分かっちゃったんだろうな…。
「…今から礼の家行くから!!」
「えっ!?ちょっと…“ブチッ”…」
プーッ
プーッ
プーッ