あなたに会えた喜び
勢いよく階段を上る音が聞こえる…
“バンッ”
「ちょっと礼!!寝てないでよ!!!!!」
あたしは寝てた…
ここ二日間は恐怖で寝れなかったのに、美央の声を聞いたからだろうか…
久しぶりに短いけれど、深い眠りについた…
イキナリあたしの部屋に入ってきてあたしの前に立ち尽くす美央…
「な…何…?」
「礼……アンタ寝てないでしょ……」
あたしの頬を両手で覆いながら美央は言った。
「ふっ…美央には敵わないなぁ……」
軽い笑みがあたしからこぼれた。
「笑い事じゃないよ…?優介君でしょ…?優介君の先輩に礼、会ったんでしょ…?」
「何で美央、泣いてるの…?」
「だ…だって……」
あたしは美央と一緒にベットの上でいっぱい泣いた…