あなたに会えた喜び
「美央……あたし大丈夫だから。言って……?」
「……て……だって……」
「えっ?」
途切れ途切れの美央の言葉はあたしには聞き取れない。
「公園に…今から……これる…?…だって……」
「…そう……。ありがとう……」
「まだ…続きがあるの…」
「え?」
「ちゃんと会ってこの前のこと謝りたい……。話したいこともあるから……」
「話したいこと……。分かった…」
「礼っ!!行っちゃダメだよっ!!!!」
肩が微かに震えている…
「美央……大丈夫だから……」
「ダメっ!!!」
そう言って立ち上がろうとするあたしの腕を美央は掴む。
「あたし……気になるの…。どうして、あそこにいたのか…
“例の彼女”ってなんなのか…」
「でもっ…」
「あたし行く。離して…美央……」
あたしは部屋を出た。