あなたに会えた喜び




久しぶりに外に出た。



外の空気。



青空。






覚悟を決めなきゃっ!!



フラフラした体で歩く。



でも全身に力が入らない…。






空を見上げた。





あたしの部屋の窓が視界に入った。




そこには、美央がいた。




泣いてる…。




でもしっかりあたしのことを見ていてくれている…。






あたしは精一杯の笑顔で美央に向かって笑った。




そのとき、黒い何かを美央は投げた。




!?!?



あたしはすかさずキャッチした。




あたしの携帯電話だった。





「なんかあったら必ず電話して!!!あたしと一輝君で飛んで行くからっ!!!」




そう涙を流しながら言う美央。





あたしの視界は涙でグチャグチャだった。




「うんっ!!!!!!」




これが今日、美央と話した最後の言葉。



翌日、あたしは家に帰らなかった。

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