大好きな君にエールを





「茂山の代わりのキャッチャーは…」


シンとなる空気。


「2年、荒嶋だ」


途端にみんなからの視線が俺に注がれた。


「マジで…?」

「シゲさんの代わりが荒嶋か…」

「こ、康也先輩!?」


ざわざわする先輩や後輩達。そりゃそうだよな。3年生にキャッチャー候補もいるんだから。


「荒嶋がキャッチャーになって何か問題があるんですか?」


そんな時、永松が口を開いた。


「荒嶋だって努力してます。荒嶋をそんな言い方するのは良くないんじゃないですか?」


「永ま…」


「大丈夫ですよ。コイツはやる時はやりますよ」


永松があまりにも強気な口調で言うから、俺は何も言えなかった。


「永松の言う通りだ」


するとキャプテンが口を開いた。






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